高取町の魅力を発信しながら、関係人口を増やすため都市農村交流事業を推進しています。町行政や観光協会、自治会、農業者と連携をとり、様々な農業体験を企画実施しています。
例:田植え体験、稲刈り体験、野菜の植え付けや収穫など
ポニーの里ファームが取り組んでいる薬草「大和当帰」や「キハダ」は、名前を聞いてもピンッと来ない方がほとんどです。そこで薬草について知るきっかけづくりとして、参加しやすい薬草ワークショップを実施ています。
例えば、七味づくり。奈良県産の素材を中心に全部で15種類の素材からお好きな物を選び、自分オリジナルの七味をつくっていただきます。その中にはもちろん薬草もブレンドしていただけます。ラベルも自分自身で作ることができるので、父の日のプレゼントにお子さんが作られることもあります。他にも入浴剤づくりや薬草料理教室などを実施しています。
これまで弊社が取り組んできた農業体験や薬草ワークショップと、地域の魅力を再発見する観光と、医療福祉を組み合わせた新しい6次産業化として『農村健康観光ツーリズム』を産学連携で取り組んでいます。
単なる農業体験ではなく、参加者の心身にフォーカスをあて、メンタルヘルスケアやストレスケアにつなげる取り組みです。奈良県立医科大学と早稲田大学による『医学を基礎とするまちづくり研究所(MBT)』と連携をとり、高取町だけでなく奈良県全域へと取り組みを広げていきます。
【関連リンク】早稲田大学のブログ